1年待って掴んだTHREEへの道。
憧れだけで始めた私が、
お客様に愛していただける
クリエイターになるまで。
小さい頃からメイクが好きで、コスメのプレゼントをあげたりもらったりするのも好きでした。そんなコスメを選ぶお手伝いをすることでワクワクする瞬間に立ち会えたら素敵だなと。それが美容部員になりたいと思ったキッカケです。その中でも「働くなら絶対にTHREE」と決めていました。初めて姉からTHREEの商品をもらった時に、パッケージに一目惚れしたからです。決して派手すぎず、シンプルなデザインの中にもアイテムの色味が活かされたパッケージは、私の心を掴んで離しませんでした。しかし、その当時ACROでは新卒採用を行っておらず、就職することは叶いませんでした。
でも他のメーカーに就職する気にはなれず、学生時代から続けていた飲食店の接客のアルバイトを1年継続し、次の年の採用を待ちました。そこまでしてTHREEに入りたかったのです。次の年の面接ではTHREEに対する思いを熱弁し、見事採用していただきました。
飲食店のアルバイトでは1人のお客様にかける時間は非常に短く、ご注文をお伺いしてレジをして商品をお渡しするだけでした。一方THREEでは1人のお客様に対してじっくりお話を伺い、時間をかけていきます。最初はそれに慣れなくて。特にお話が得意でない無口なお客様に対しては、どのように接していいかわかりませんでした。しかし、接客の回数を重ねていくうちにお客様のタイプが少しずつ把握できるようになり、「お話好きなお客様は聞くことに徹する」「無口なお客様には答えやすいような質問を投げかける」という具合に、接客方法もわかってきました。
そんな中で、入社間もない4月頃に接客したお客様がとても印象に残っています。ベースメイクとスキンケアを見直したいということでお越しになられたのですが、慣れない中とにかく話をたくさん聞き、一緒に考え、ご提案しました。最終的には一式購入してくださり、その日以降買い足しや新作の発売日にお越しいただけるように。ある日「あなただから買いたいって思わされるんですよね」と言って下さったのですが、理由を聞くと「押し引きがうまい」のだそう。押し売りにならず、引きすぎず。そのちょうど良いところの提案ができているそうです。押し引きは自分でも意識しているところだったので、想いがお客様に通じていると思うと嬉しかったですね。
入社前にはブランドに対する憧れしかなく、商品知識はまったくありませんでした。正直不安な部分もありましたが、入社後は丁寧な研修があったので安心できました。まず入社してから2週間は本社で商品知識や肌知識の研修。その1ヶ月後にオンラインでフォロー研修があり、さらに入社から半年後、4日間のブラッシュアップ研修がありました。こうした定期研修以外にも、貸与されるiPadに各種マニュアルが入っており、たとえば接客中に「この商品の成分、何だっけ?」となるとすぐに確認できるようになっています。先輩方も優しいですし、一緒に入社時研修に参加したメンバーとも定期的に連絡を取り合っています。THREEでは、社員同士がお互いに助け合う環境があります。
もちろん、自ら努力する姿勢は必要です。先輩の接客している様子を観察して「今の言い方、いいな」とか、当社の商品が雑誌に掲載された際、誌面に書かれているコピーを見て「そんな伝え方があるのか」など。様々なところから吸収し、自分で使ってみてお客様の反応を見るようにしています。1人1人が正しい知識を身につけしっかりご紹介をすることで、THREEをもっと多くの方に広めていきたいです。