全世界の人に使ってもらい
100年続くブランドに。
本気でそう考えています。
専門学校卒業後はアパレル販売員として就職したのですが、大きなメーカーで、自分の好きなブランドに携わることができなくて…。自分の年齢より上の年代の服を扱うことで自分自身も背伸びしている感じがずっとあり、なんとなく合わないなと思い転職を決意しました。美容部員になろうと思ったのは、好きなブランドに携われること、そして子供の頃からの憧れがあったからです。いくつか化粧品メーカーを回りましたが、その中でTHREEに決めたのはズバリ、ブランド案内のリーフレットです。他のメーカーは商品の写真をメインに掲載していましたが、THREEだけ商品ではなく、植物由来の原料の写真が掲載されていたのです。あまり見たことがなかったので興味を引かれ、調べていくとメイクだけでなくスキンケアも取り扱っているとのこと。メイクもそうですがスキンケアにも興味があったので、入社を決めました。
しかし私がTHREEにのめり込むようになったのは、入社後の研修を受けてからです。原材料の生産者の方と一緒に収穫をしたり、本来捨てられてしまうようなものを二次利用したり。原材料をとても丁寧に選んでいること、精油を積極的に取り入れ、外からだけでなく体の内側からも良い影響を及ぼすような商品開発にこだわっていることなど。シンプルだけど壮大だなと感銘を受けました。
THREEでは、メイクスペシャリストとスキンケアスペシャリストどちらかの道を選べるのですが、私は現在、スキンケアスペシャリストとして活動しています。実は昔から自分自身も肌が弱かったのですが、THREEで研修を受け、実際に商品を使っているうちに肌がゆらぎにくくなりました。正しいスキンケアを行うことで効果を実感した一人でもあるのですが、そのおかげでどんどんTHREEにのめり込んでいきました。家に帰っても美容雑誌を一言一句まで読み込んだり、休日には図書館に行って成分に関する書物を調べたり、勉強のために他のブランドのカウンセリングを受けに行くことも。仕事だから仕方なく、という感覚は全くありません。もう、趣味みたいなものですね。
そうやって得た知識をお客様の前で発揮し、喜んでいただけた時が何よりも嬉しいです。店頭での接客の強みは、お客様の肌に触れられること。触れればどのような状態かわかりますから、的確なアドバイスもできます。オンラインやEC店舗だとこうはいかないですね。たった数十分の施術で、頬の位置が上がったり目の開き具合が変わったり。「こんなに違うの!?」と効果を実感いただけ、月に1回のペースで通ってくださる方も多いです。
将来的には、THREEが100年続くようなブランドになってほしいと本気で思っています。そのために、日頃からお客様にTHREEの魅力を最大限伝えられるよう、様々な努力を重ねています。たとえば私が取り組んでいるのは、1つの商品に対して、いいところを3つあげ、それぞれを3つか4つの違う言葉で表現してみる。30代の女性にはこの表現、男性のお客様にはこの表現という具合に、ターゲットによって使う言葉を変えてみたり。言葉を生み出すのは簡単なことではありませんが、雑誌の美容記事からヒントをもらうなどして、日頃から訓練をしています。
また自分自身がスペシャリストとしてお客様にTHREEの良さをお伝えしていくだけでなく、THREEを次の世代に繋げていくために、後輩クリエイター(販売員)の育成にも力を入れています。応援入店の際にはカウンセリングの練習やご提案のアドバイスをしたり、スキンケアスペシャリストの施術トレーニングにおいては、基本的な手技だけではなくお客様との向き合い方・接し方まで細かく指導します。夢は「世の中のすべての人に使っていただけるブランド」になること。そのために私自身、体力が続く限りスペシャリストとしてTHREEを世の中に広めていきたいです。